「ツインレイ」という言葉を初めて知ったとき、「私のことだ！」と驚いたり感激した方も多いのではないでしょうか。
年齢も立場も関係なく「なぜこんなに惹かれてしまうのか」「離れても忘れられない」そんな相手に出会ってしまった…。
その答えを得られたことでしょう。
でも、現実は簡単では無かったと思います。
相手には家庭があったり、距離があったり、そもそも一方通行だったり。
ツインレイの情報を追いかければ追いかけるほど、自分の気持ちが迷子になっていく…そんな状態に、心が疲れきってしまっていませんか？
今回は、「もうサイレント期間の辛さから卒業したい」と願うあなたに向けて、ツインレイを上手に手放し、現実に軸足を戻すための３つの方法をお届けします。
ツインレイの忘れ方、３つのステップ
「ツインレイ＝運命の人」という思い込みを手放す
スピリチュアルでは、「ツインレイは唯一無二の魂の片割れ」「試練を乗り越えて結ばれる運命」といった表現が使われます。
確かにロマンがありますし、強く惹かれ合う経験を「運命」と信じたくなる気持ちは当然ですね。
でも、その“思い込み”が、自分自身を苦しめてはいないでしょうか？
”思い込み”だなんて、認めることはきっと辛いですね。
でももし「自分だけが思い込んでいたのかもしれない」と視点を変えてみる冷静さが、今のあなたには必要なのかもしれません。
現実では、心が深く通じ合う人は一生に何人も現れることもあります。
「魂」と言った目に見えないものに対する”感覚”は、タイミングや心理状態によって変わることも多くあるのです。
「ツインレイだったとしても、結ばれないご縁もある」
「特別な出会いだったとしても、手放すことで、かえって人生が良い方向に進むこともある」
そう考えられるようになると、少しずつ気持ちが楽になりますよ…。
執着を「運命」と呼び続けていないだろうかと、辛くても心を深く見つめてみましょう。
自分の「現実」と向き合って、丁寧に生きる
ツインレイに心が奪われていた時期は、どこか“夢の中”にいるような感覚だったかもしれない・・・
気づいたら、現実の自分の生活がどんどん空っぽになっていた！？
そんな感覚にハッとしたことはありませんか？
忘れたくても忘れられない時は、「無理に忘れよう」としなくて大丈夫。
その代わりに”自分の現実”を一つひとつ丁寧に生き直していくことを意識してみましょう。
・部屋をきれいにする
・おいしいごはんを自分のために作る
・健康診断に行く
・1日15分だけ散歩する
・好きな服を買う、着て出かける
どれも些細なことのようですが、意外にも「私はちゃんと生きてる」「私の人生には意味がある」と、自分の足元を確かめる時間になります。
現実と向き合えば向き合うほど、心の中の幻想は静かにほどけ始めます。
「愛されたかった自分」を癒してあげる
ツインレイに惹かれる気持ちの裏側には、「本当の自分を深く愛してほしかった」という、長年満たされなかった想いが潜んでいることがあります。
- 誰にもわかってもらえなかった寂しさ
- 大事にされなかった過去
- 自分を認めてもらいたかった気持ち
ツインレイという存在に、それらを重ねてしまったのかもしれませんよね…。
けれど、あなたの価値は、誰かに認められなくても、ちゃんとそこにあります。
あなたの存在は、それだけで美しく、かけがえのないものだからです。
「愛されたい」と思ったその気持ちを否定する必要はありません。
でもそれを“誰かに叶えてもらうこと”に執着しなくていい。
自分が自分を愛し、許し、抱きしめることで、本当の意味で心は自由になります。
たとえば、鏡に向かって「よくがんばってるね」「ここまで来たね」と自分に声をかけてあげてください。
最初は照れくさくても、それが少しずつ、心の奥に染みていくはずです。
まとめ：愛は「外」ではなく、元々自分の中にある
ツインレイを忘れることは、決して「愛を否定すること」ではありません。
むしろ、「自分を本当に大切にする」という、「深い愛の始まり」なのです。
もう十分、あなたは”その人”のことで悩み、苦しみ、いろいろなことを学びました。
その想いを無理に消そうとしなくてもいいのです。
ただ少しずつ、自分の時間とエネルギーを「今ここ」に戻していく。
それだけで、未来はきっと変わっていきます。
あなたの人生は、あなた自身のものだから、もう誰かの物語の中で苦しまなくていい！
これからは、自分のために生きる時間を、取り戻していきましょう。
